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Platform | WinXP(SP2)/Vista | ||
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Developer | EA Redwood Shores | ||
Publisher | Electronic Arts | ||
Released | Apr 07 2009 | ||
Tags | Third-Person, Action, Gang, Mobster, Movie-Based | ||
Multiplayer | Internet (EA Account Required) | ||
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© 2009 Electronic Arts Inc. and Paramount Pictures.
多彩な戦闘アクション等が好評だった前作 The Godfather に続き、映画シリーズ二作目 The Godfather Part II をベースとしたタイトル。ただし Robert De Niro が演じた若き日の Vito のパートは含まれていない。PC/Xbox360/PS3 マルチプラットフォーム。
前作同様 Mobface 機能によるプレイヤーキャラクタの頭部と体系、そして服装のカスタマイズが可能。この機能によるファミリーメンバーのカスタマイズは服装に限り可能。服については前作のような購入の必要はなく、初期状態ですべての組み合わせを選択できる。
Securom プロテクト搭載、初回起動時の認証にはインターネット接続環境必須。オンラインプレイおよびボーナスデータのアンロックには EA アカウントが必要。
時代設定は 1950 年代後期から 60 年代初期。実父 Vito の死後より Godfather として彼のファミリーを治める Vito 三男の Don Michael Corleone (前作同様 Al Pacino のモデル出演なし) は、フロリダや革命前夜のキューバといった新天地への勢力拡大を目論み、その近辺の他組織と接触を図っている。
プレイヤーキャラクタである Dominic は、前作主人公の Aldo Trapani 同様、ゲームオリジナルのキャラクタであり、その Aldo 方の若者という設定。本作でもオープニングから Michael の右腕的存在かつ Dominic の親方として登場する Aldo だが、シーン開始間もないキューバからの脱出劇の中で彼は命を落とす。
主を亡くした Dominic には最先端での活躍と同時に Corleone 支流の小ファミリーを率いることが要求され、Michael とその実兄 Fredo や、Corleone 家の養子であり相談役でもある弁護士 Tom Hagen といったベテラン勢からも直接の助言や指示を受けるようになる。
ぐりぐり動かせる 3D マップや、その他情報確認、装備の変更等も行なえる Don's View
メインのゲーム画面に並んで重要なものとなる Don's View 画面 (デフォルトでは Tab キーで表示切替) からは、3D 表示のマップによる位置や情勢の確認、Dominic およびライバルとなるファミリーの系図 (Family Tree) および個人情報の参照等、ファミリーとそのビジネス運営に関する多くのことが行なえる。
初期状態では Don として Dominic のみが存在する自ファミリーの系図も、メインシナリオを進めてゆくことで人員配置が可能な枠を拡大し、最後期には Don Dominic 以下に 1 名の Underboss、2 名の Capo、4 名の Soldier を置くことができるようになる。
これら部下をファミリーに引き入れるためには、マップ中の各地に立つ特定の者たちに対して直接の勧誘活動を行なうことになる。部下となる者たちはそれぞれ下記の能力いずれかを持っている。
通常時にはこれら部下の中から三名までを随行させることができ、指定地点への移動やオブジェクトに対する特殊能力の使用を指示することができる。
登場火器は、前作同様の三種 (回転式/自動式/マグナム) の拳銃にトンプソン機関銃と散弾銃に加え、新登場のスナイパーライフル。これら銃にはこれも前作同様それぞれ三段階のモデルがあり、部下にはいずれかひとつを買い与えて携帯させることができる。
しかし部下たちには上記の能力とは別に四段階 (Basic/Advanced/Expert/Master) にわたる武器ライセンスも設定されているため、たとえばレベル 3 の銃を持つには Expert ライセンスが必要…という具合の所持制限がある。武器ライセンス自体のアップグレードは、各部下を使用してのオンラインプレイによって可能。
また火器のほか、Dominic のみが所持可能な武器としては、バットや警棒等の各種鈍器と、火炎瓶/ダイナマイト/爆弾の爆発物があるが、前作でできたダイナマイトでの金庫破壊等、部下たちの特殊能力の代替となる行為はできなくなっている。
操作系に若干の変更はあるが、その他殴ったり掴んだりといった素手での格闘や、地形や各武器を利用した Execution (とどめ) も健在。さらに今回戦闘中に減ったヘルスは、時間とともに自動回復するようになった。
本編開始後最初の課題として Dominic に与えられるのが、ニューヨーク地区の制覇。同地区で勢力を伸ばす Carmine 兄弟の各ファミリーの収入源を奪い、彼らの壊滅を図らねばならない。
前作同様ライバルファミリー配下にある店舗や施設の主たちを服従させ、その後にわたるみかじめ料を摂取してゆくことになるが、今作では Crime Ring という概念の元、各施設の営業内容によるグループ化が行なわれており、たとえば Prostitution (売春) 系ならブラスナックルがファミリーメンバーの標準装備品として自動追加され、Gun Running (銃器密輸) 系なら所持可能な弾薬量が増加する…といった具合に、それぞれの Ring を支配することによるボーナスがある。
また支配権を得た施設には、ライバルファミリーの襲撃に備えて、ガードマン (彼らの存在は Dominic 直下にはない) の配置を行なう必要がある。施設それぞれに上限があるが人数は任意。もちろんガードマンの配置にはコストもかかるので、その施設もしくはファミリー全体の収入とのバランス取りも考えなくてはならない。
ライバルファミリーによる襲撃が発生した際には、配置されたガードマンが自動で対応するほか、自ら現場へ赴いたり、Don's View 画面から手の空いている部下を応援に向かわせて対応することもできる。ライバルファミリーの襲撃を許せば、その施設は彼らの配下となる。
ライバルファミリーの戦力そのものを低下させる手段として、系図から確認できる主要メンバーの暗殺があるが、そのための情報 (居場所と効果的な殺害方法) を得るには、街を行く市民たちの頼みごとをきく必要がある。規定以外の方法で対象人物に手をかけた場合は暗殺失敗となり、対象はしばらくの間入院する。
頼みごとの依頼主には、情報や現金を提供する市民たちのほかに、特定の警察官や病院関係者なども存在し、彼らの頼みをきいた際には逮捕時の釈放要求やライバルの投獄、入院時の早期回復などの恩恵が受けられるようになる。
ここまでの流れに基づき、ライバルファミリーの持つ施設すべてをこちらの手中に収めると (暗殺による主要メンバー排除は非必須) 対象ファミリーの本拠である各屋敷への襲撃が可能になり、結果屋敷を爆破できればそのファミリーは壊滅となる。
ニューヨークを筆頭に、フロリダそしてふたたびキューバと舞台は変わってゆくが、いずれの地域でも基本的な活動内容は変わらない。これら地域間の移動はマップ中にある空港へ行くことで自由に行なえる。
たとえばフロリダでメインシナリオにかかわるミッションを進行している最中、ニューヨークの施設が襲撃を受けるといったことも起こるため、支配権拡大に合わせ自ファミリーの増強を行なうことが重要になる。
前作の惰性から購入したものの、あまり楽しめなかったゲーム。
ぱっと見にぎやかになった印象を受けるグラフィックも、動いてみると案外チープ。人物や車などのテイストは Saints Row 2 のそれに非常に近いと思う。各種エフェクトでいくぶんのごまかしを行なうものの、全体的に玩具っぽい印象が強い。Mobface で弄れる幅の広さは、見方によっては前作以下。
ブラーやポストエフェクト等の項目が追加されたビデオオプション。この中に並ぶアンチエイリアスの項目についてはどうやら単なるぼかしフィルタに近いものらしく、それに気づかないうちはどうやってもくっきりしない画面に戸惑ったりもした。結局はここに貼ったスクリーンショット群のようにアンチエイリアスを切り、なるべくジャギーを見たくないがために無駄な高解像度でプレイしたが、字幕のフォントサイズが固定されているため、それはそれで結局辛かった。
メニュー画面や Don's View 等のインターフェイスについては、やや近代的すぎる気もするが綺麗にデザインされていると思う。
特に車に関しては、前作同様その出現距離が異様に狭い点からの改良がないだけには留まらず「目の前ぎりぎりに来るまで遠距離用簡易モデルのまま」という脅威も加わっている。ちょっとの振り向きでの出たり消えたりも激しく、車種バリエーションにも乏しい、そして動きや搭乗時の視点も悪い…と、評価できる点を探すことがちょっと難しい。
今回地域が広がったことでボリューム増の印象もあるマップについてもそれぞれが狭く、かつ窓枠等既定のオブジェクトしか飛び越せないといった制限も変わらないため、移動に関してはいずれの手段においてもストレスフルになっている。
ゲーム序盤にいやというほどチュートリアルムービーが流れる新要素について。
部下を雇って連れ歩けるといっても、出せる命令の幅が少ないため、結局は前作で自分がやっていたことをできの悪い AI に分担させるようになった程度の印象。
かつヘルスの自動回復とメディックの存在も加わったことで、戦闘の緊張感は非常に弱くなっている。支配権拡大時に加わった被襲撃の要素も対応の面倒ばかりが強い。
その他戦闘時のアクションや、原作映画を部分的になぞったメインシナリオのボリュームが小さいことについては目立った進化もない。
これを書くためにもなんだかんだで各要素を埋め尽くしたものの、このゲームに再度触れることはないだろうと思う。原作映画やリリース元のネームバリューは、必ずしもゲームの出来に比例しないことを改めて感じた。
グラフィック等に気になる薄さはあったものの、もう少ししっとりしていた前作のほうがまだ Godfather のゲームとしての雰囲気がそれなりに出ていたように思う。いろいろと欲張った二作目は結局、アクションゲームとして、ストラテジーゲームとして、映画のゲーム化タイトルとして、いずれも中途半端な物になってしまっている。
ネット経由の認証もあるので、アンインストール時には併せてライセンスの取消も行なわなくてはならないが、EA にはこうしたプロテクト云々の前にゲームメーカーとしてやるべきことがもっと多くあったことを感じてほしく思う。
最後に細かいことを言わせてもらうと、自動作成されるセーブフォルダ等に ™ の特殊文字をわざわざ使うのもやめて頂きたかった。
Not Written Yet.
Processor | 2.8 GHz or Faster (Multi Core) |
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RAM | 1 GB for XP, 2 GB for Vista |
Disk Space | 9 GB plus Additional Space for Saved Games |
CD/DVD-ROM Drive Speed | 8x DVD-ROM |
Video | 256 MB with Shader Model 3.0 |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | DirectX 9.0c Compatible |
DirectX | 9.0c |
Network | 512 Kbps of Faster (Required for Activation) |
Copy Protection / Activation |
* Red Values are Recommended.
The Godfather II on GeForce GTS 250
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