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Platform | Win2k/XP/Vista | |
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Developer | Eden Games | ||
Publisher | Atari | ||
Released | Mar 20 2007 | ||
Tags | Vehicle, Modern, Hawaii | ||
Multiplayer | Internet | ||
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© 2006 Atari Inc. Designd and developed by Eden Games SAS, and Atari development studio.
加 Distinctive Software 開発、米 Accolade 販売による PC-DOS/Commodore 64 他コンピュータ向けレーシングゲームとして 1987 年にリリースされた初代 "Test Drive" に始まり、1996 年の "Test Drive 4" (Pitbull Syndicate/Accolade) 以降は PlayStation をはじめとする家庭用機にも進出、その後も開発・販売元を変えながら歴史を重ねてきたシリーズの九作目が、本タイトル "Test Drive Unlimited" (以下 TDU) だ。
北米では 2006 年 09 月にまず X360 版が、翌 2007 年 03 月に PC/PS2/PSP 版がリリースされた。X360/PC 版の開発元、仏 Eden Games は V-Rally (1997, PlayStation) シリーズ等をおもに手がけてきた会社。3D 描画には Eden 社の Twilight 2、物理計算には Havok の各エンジンが使用されている。
豪 Melbourne House の開発による PS2/PSP 版は、Xbox/PC 版に比べ、ゲーム内容等にいくらかのボリュームダウンがある仕様となっている。
TDU の舞台はハワイ・オアフ島。
"More than a racing game" の謳い文句のとおり、内容も単純なカーレースに留まらず、ゲーム開始時にはまずプレイヤーのアバターを作成して自宅/別荘や車両の購入を行ない、その後島内に点在するさまざまなミッションに挑むことになるが、それ以外にもオンライン (新規ゲーム開始時のプロファイル作成毎にオフ/オンラインを選択。作成後の変更はできないが、プロファイルの追加は可能) での対戦や交流、自由なドライブも好きなだけ楽しめる。オンライン用プロファイルの作成には GameSpy アカウントが必要。
その数 90 を超える登場車種はいずれも実在実名のもの。Ferrari や Lamborghini、Aston Martin 他のスポーツカーと、Ducati 他のバイクをマップ上の各社ショールームや自宅でのトレード画面から売買、所有する建物のガレージにストック (物件によって制限台数は異なる) できるほか、同じくマップ中に点在するレンタカーショップでも時間制限付きで賃借できる。日産自動車、川崎重工業の日本企業二社からも Skyline GTR や Ninja ZX-10R といった車種が登録されている。
また TDU 本編登場後には、45 の追加車種を含んだダウンロード専売コンテンツ "Megapack" もリリースされた。
当方現実ではクルマに対するこだわりも特になく、ドライブも "機械の操縦" という面においてのみ好き (断然 MT 派) な人間。ゲームでは時に無茶な挙動を楽しんだりもするけれど、本作はおおむね実際の公道の走りに近いスタイルでプレイ中。好きな音楽を流し、行き交う飛行機や船などを眺めつつのんびりと。
シリーズの経験は上にも書いた PS 版 4 以来。一本道のレースゲームだったとはいえ、スポーツカーの疾走感、それからニッポン京都の風景なんかも印象的な佳作だったと記憶。
そんな 4 からも 10 年と少し、シリーズ通算では約 20 年の時を重ねてリリースされた本作 TDU、やはり大きな自由がうれしい。
総面積 1,600 km²、海岸線の全長 366 km におよぶ大きさを持つオアフ島全域に張り巡らされた大小の道路を、時に 300km/h 超のフルスピードで、時に安全運転で、そしてひとりでもしくは仲間と走破する楽しみの幅には、タイトルどおり限りがない。
あらかじめ各車種に設定されたグレードや、ミッションクリア等でのポイント獲得によるプレイヤーへのランク付け、所持金にクーポン…と、行動を制限するいくつかの決まりごとも存在はするが、いずれも基本的には「走り続けてりゃなんとかなる」ということで、気長に遊び続けたい一本。
ギアシステムの MT/AT 切り替えはもちろん、クラッチ操作の有無も設定できるうえ、対応デバイスもキーボード + マウスからゲームパッド、ステアリングホイールと幅広く、さらに Track IR を導入すれば、よりリアルな運転感覚を楽しめるだろう。
しかし、よくできているからこそ残念に思える点もある。
まずは登場車種。スポーツカーによるレースゲームとして発展してきたシリーズの伝統もあるのだろうが、二輪四輪ともにオンロード仕様のものしか存在しないのが辛い。ゲームシステムとしては、基本的に舗装路以外への進入もカバーされているだけに、荒野や山岳を自由に走り回れるタイプの車種もあればよかったのではと思う。それからハーレーダビッドソンのようなアメリカンスタイルのバイクなんかも。
それから実在車種の導入が原因なのか、プレイヤーの車がいっさい破損しないというのもやはり不自然。修理費の支払いに追われてみたり、無理をすれば壊れるからこそ自信なり愛着なりを持って自車を走らせる、という楽しみも生まれると思うがどうだろうか。フロントガラスは汚れるのに、ワイパーの稼動や洗車ができないのも難。
次にフィールドの光景。ゲーム内の時間推移は朝から夕のみのループで、天候も晴れと曇りの間を行き来するだけ。環境変化がもたらすゲーム内容への影響や、光源処理にはじまる各種エフェクトの負荷を考えれば、これら制限にも目を瞑らなければならないのかもしれないが、やはりなんとなくの寂しさが残る。
我が物顔で行き交う AI たちの無謀運転ほか、さらに細かい不満を言い出してもアンリミテッドになってしまうが、特に運転席視点愛好者として、ことごとく交差点手前側に設置されているゲーム内信号機の位置についても、将来作では改善があってほしいと強く思う。
ゲーム内容から外れたところでは、Securom プロテクトにもやや不満。思い切り不快なファイルのおみやげ、ありがとう。
ゲーム起動ごとに自動生成されるキャッシュファイルが原因とされるフリーズの報告が多く出ている。
例) C ドライブにインストールされた WinXP 環境の場合…
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Test Drive Unlimited 下の
これらファイルを削除することによりフリーズの問題が解決する場合もある。
ただし起動ごとの自動生成は続くので、削除はそのつど行なわなくてはならない。
Processor | Intel P4 2.4 GHz or AMD Athlon 2800+ |
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RAM | 512 MB (1 GB) |
Disk Space | 8 GB |
CD/DVD-ROM Drive Speed | 8x DVD-ROM Drive |
Video | Ati Radeon 9800 with 256 MB of VRAM or Nvidia 6600 GT with 256 MB of VRAM Vertex/Pixel Shaders 2.x and Above Supported Card |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | DirectX 9.0 Compatible Card |
DirectX | 9.0c |
Network | Not Specified |
Copy Protection / Activation | Optical Disc |
* Red Values are Recommended.
Test Drive Unlimited on GeForce 9800 GTX+
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