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Platform | Win2k/XP | ||
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Developer | Guerrilla Games | ||
Publisher | Eidos Interactive | ||
Released | Sep 14 2004 | ||
Tags | Third-Person, 3D Action, Shooter, Military, Vietnam | ||
Multiplayer | N/A | ||
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© 2004 Guerrilla. Eidos Ltd.
タイトルが示すとおり、ベトナム戦争を描いた三人称視点の 3D アクションシューター。PC/PS2/Xbox マルチプラットフォームタイトル。
開発元は PlayStation 系プラットフォームでシリーズ展開するシューター "Killzone" で知られる、アムステルダム発祥の Guerrilla Games。Eidos Interactive をパブリッシャとした本作は全世界 90 万本の売上を計上した。その後 2005 年 12 月、Guerrilla Games は SCE 傘下に収まっている。
プレイヤーキャラクタはベトナム戦争さなかの 1967 年 01 月、チヌーク (CH-47 Chinook … Boeing 社製輸送ヘリ) に運ばれて、南ベトナムはサイゴン南部の米軍キャンプに降り立つ名も無き徴募新兵。
直属の上官にあたる O'Brien 中尉の指揮下、通信兵の Short Timer に先導役の Monty、それから Walker に Kowalski (Psycho) らといった同じ新兵とともに、ラオスおよびカンボジア国境に面した地、Kon Tum に置かれたベトコン (Viet Cong … ソ連をはじめとする共産国家を後ろ盾に持つ南ベトナム民族解放戦線の通称であり、つまりは Vietnamese Communist を意味する。さらに略して VC、やや蔑称的に Charlie などとも呼ばれる) 陣地への襲撃に赴くことから任務ははじまる。
その後も行方不明となったジャーナリストの足跡を辿ってベトコンの気配が潜む農村へ赴く、友軍 P.O.W (戦争捕虜) 救出のため敵要塞へ侵入する、特殊部隊員となって敵船舶の破壊を試みる…といった軍務が続いてゆく。シナリオの最終目標は敵将 Ngo "King Cong" Diem の抹殺となるが、それ即ちエンディングへとは至らない。
プライマリ (one slot) とセカンダリ (two slots) の武器に加えて、各種榴弾 (multiple slots) に、対人指向性地雷のクレイモア、特定目標爆破用の C4 を携行できるほか、陣地やヘリに固定された機銃も使用できる。
また、ミッション間に闊歩できる自軍キャンプ内では、ミッション中に敵から得た Chit (認識票) と引き換えに、Deuce という名の兵士が取り扱う商品を購買でき、その中に含まれる薬剤もインベントリに含まれる。
※下記リストの () 内はモデルと思われる武器名および弾薬種等。
Reference Link: Internet Movie Firearms Database
ゲーム内動画や米軍基地内では下記リストのもの他、1960 年代当時の 22 楽曲が流されている。
2003 年には GoD リリースの Vietcong が、そして本作が出た 2004 年の 03 月には EA の Battlefield Vietnam と、ベトナム戦争をモチーフとしたゲームの先行リリースが続いており、個人的にはなかなか手つけずにいたタイトル。こちらはこちらで三人称視点ゲームということもあり気にはかけていたが、ネット上で参照できるあちこちでのメタスコア等の評価を見る限り、いたって平凡なゲームだろうという意識を持っていた。
そんなこんなで、購入もリリースから相当遅れての 2010 年代。さらにしばらく "積んで" いたままのパッケージを気まぐれに開封しプレイに至ったが、やはり甘い作りのゲームだと感じた。下記が主に感じた本作のネガティブな面。
プレイヤーキャラクタのアクションは、立ちおよび腰を落とした状態での早歩き (通常移動) と遅歩き、それから匍匐とその状態での移動。スプリントは自動回復式のゲージを消費することで限定的に可能。射撃時には視点をさらに寄せてのエイミングもできる。ヘルスも自動回復式で、余程の攻撃をまともに受けるか、即死のブービートラップにでもかからない限りはまず死なない。
ゲーム中の画質については、人物の顔を除きテクスチャが粗い。モデリングもローポリゴンにさらっとスムースシェーダをかけときましたよ的な安っぽいイメージ。しかし、プリレンダリングのカットシーン (Bink Video 形式) は独特の質感が漂い印象的。
戦争ゲームの肝である戦闘アクションについても優れた面は見受けられず、実銃を撃った経験がない私でさえも "コレジャナイ" 感をひしひしと覚える銃撃感覚。AI も敵味方共に賢くなく、ひたすら悪い意味において ValuSoft 系の匂いが強い。
優れた点…考えると難しいけれども敢えて挙げるとするならば、通常 FPS や TPS でよく採用される lean 動作に代わって導入されている peer 動作。上体のみを左右に振る lean とは違い、片脚ごと左右へ身体を大きくずらすことができ、便利かつ多少の爽快感もある。
あとはイライラ棒的操作でブービートラップの解除ができたり、Chit の元となる情報アイテム収集やハイスコア狙いのため、いちどコンプリートした各ミッションの再プレイが随時可能なリプレイ性の高さは評価できると思う。あとは、Mama-san たちとの戯れとか。
とにかくあくまで軽くさっくり遊び倒せるだけのカジュアルなタイトル。
ベトナム戦争ものとしてのディテイルを追うならば、先に挙げた二作の方がまず優れていると思う。マルチプレイヤーモードや乗り物の存在もあったり、またはベトコン側にも立てたりで。
シリーズとしては本作の後に他社開発による "Shellshock 2: Blood Trails" (Rebellion Developments + Eidos Interactive, Feb 2009) もリリースされているが、これは本作を更に下回る評価を受けていたりで、やはり迂闊に手は出せない。んむむ…
20140512
当方環境にて起こった問題たちとその解決策。ファイル操作の際は元ファイルのバックアップを推奨。自己責任でどうぞ。
音声関連の問題はゲームディスク内の "Readme.rtf" にも Known Issue として書かれており、開発側もある程度既知のものである模様。下記処理を施して音声出力が可能になっても、稀に銃声等の音声バランスがおかしくなったり、カットシーン中の音声が途切れたりと、うちでは完全解決には至らなかった。
おそらく本タイトルはコンソール版をベースに作られていて、そのコンバート過程で浮上した問題だと推測できる。マルチプラットフォームタイトルの哀しき性、ぐっと堪えてこその PC ゲーマーなり。
Processor | Pentium III 1 GHz or Athlon Equivalent Pentium 4 2.4 GHz or Athlon XP Equivalant |
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RAM | 256 MB (512 MB) |
Disk Space | 3 GB Free Disk Space |
CD/DVD-ROM Drive Speed | DVD-ROM Drive |
Video | 100% DirectX 8.1 Compatible 32 MB Card with TnL Support (GeForce 3+) 100% DirectX 9 Compatible Direct3D Card with Pixel Shader Support |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | 100% DirectX Compatible Sound Card |
DirectX | 9 |
Network | ---- |
Copy Protection / Activation | DVD Required for Boot SecuROM: 5.03.06.0022 |
* Red Values are Recommended.
Shellshock: Nam '67 on GeForce GTX 760
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