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Platform | WinXP/7 | ||
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Developer | Volition, Inc. | ||
Publisher | THQ | ||
Released | Nov 15 2011 | ||
Tags | Third-Person, Modern, Vehicle, Criminal, Customize, SteamApp | ||
Multiplayer | Internet/LAN | ||
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© 2011 THQ Inc.
ギャングを主人公に据えた近代的オープンワールド 3D アクションゲーム "Saints Row" シリーズの参作目。PC/X360/PS3 マルチプラットフォーム。制作および販売は前作までと同じく米 Volition と同 THQ によるもの。物理演算には Havok を、草木のリアルタイム生成には SpeedTree をそれぞれ導入。
シナリオに沿った物語を進めることを主目的とした "Campaign Mode" + "co-op Campaign" に加え、アーケード感覚で連続するウェイヴをひたすら闘い抜く "Whore Mode" の各ゲームモードが用意されている。
主人公となるのは前二作と同じく、ストリートギャング "3rd Street Saints" (サードストリートセインツ … 以下 TSS) のボス。前作で地元 Stilwater (スティルウォーター) を牛耳っていた大企業 Ultor 社を壊滅した TSS はその事業権を獲得、さらには映画や TVCF へも出演するなど、ひとびとのポップカルチャーアイコンとなるまでに大きく成長していた。
この地位にいてもなお成長の野望を抱く TSS。今度は新都市 Steelport (スティールポート) で Johnny Gat に Shaundi、Pierce といった古株に、Josh Birk という新顔を交えた面子で、とある大銀行を襲撃するところから物語は始まる。
しかし襲撃は失敗、主人公たちは銀行の持ち主である Phillipe Loren の飛行機に拘束される。そこで Loren は TSS を彼が率いるギャング Morning Star を含めた三つの組織 (Morning Star + Deckers + Luchadores) の連合体であるシンジケートに取り込もうとする話を主人公らに持ちかけるが、突き出された不利な条件に彼らは反発。強行突破で飛行機を脱出する。
Steelport に降り立った主人公と Shaundi。街路の ATM で当面の資金を工面しようとするが、サイバーギャングである Deckers のハッキングによって銀行口座は凍結されていた。これらに対する復讐、そして Steelport 支配を目的に TSS はこの街に留まり三つのギャング勢力と闘うことになる。
このように、これまでのシリーズ作と同じく "TSS vs 三つのギャング + 警察" という構図がベースとなっているが、シナリオ中盤より、ハイテク軍事機関である S.T.A.G. (Special Tactical Anti-Gang) も、TSS を含む Steelport のギャング組織掃討のために登場、街はまさに戦場と化す。
本編開始以降のゲームシステムはこれまでのシリーズ作品とほぼ変わらず。ダウン/アップタウンおよび工業/港湾地域、空港に軍事施設などが揃った Steelport はゲーム序盤から全地域への散策が可能 (軍事施設周辺だけは無断侵入をすると怒られる) で、また各地域はそれぞれ三つのギャングの支配下にある。
街の各所にはおなじみの服屋 + 武器屋 + 車両整備工場 + タトゥショップ + 整形外科があり、これら施設で消費活動をすれば、主人公のリスペクト値に XP が加算される。また、各ショップ以外にも大小さまざまの売出中建物があり、それらを購入すれば定期的な所得へと繋がる。
リスペクト値の上昇に繋がるのは、消費活動以外にも "マップ上の敵を倒す" "メインミッションおよびマップ随所に配置された各種 (おなじみ保険金詐欺からヘリミッションまでと幅広い) アクティビティをこなす" 等の方法がある。
移動や戦闘などのアクションを除いた主人公の行動は、すべて手持ちの携帯電話から行なえる。GPS 付マップの参照、各種ミッションに絡む仲間からの連絡、こちらからの救護要請ほか、口座への現金収入確認等もここから行なう。
また上記リスペクト値上昇 (XP 取得) を重ねてゆけば 50 段階におよぶスタイルレベルの向上があり、それに応じて、被ダメージ量を軽減したり、連れ歩ける仲間の数を増やしたり…といった主人公の各種能力を既定の金額と引き換えに、段階的にアップすることができる。
武器スロットは以下 (DLC 分は未記載) に区分される物の他、投擲武器としてハンドグレネード/火炎瓶/フラッシュバン/電子グレネードの四つの枠が用意されている。
これら武器にはそれぞれ特性やレベルアップ要素があり、複数の武器を所持/管理できるが、投擲武器を除き、それぞれの枠で携帯できるのはひとつのみ。シチュエーションに合わせた持ち替えはもちろんだが、好みの武器をひたすら使い続けるのもまた自由だ。
雑魚とボスの間には、さまざまな武器/能力を持つスペシャリストがいたり、Brute と称されるクローン型大男が存在したりと、闘いはこれまでにない厳しいものとなるが、主人公サイドの各種アップグレードもまた強力であり、そのバランスは均衡と言える。
新都市の散策や各種カスタマイズ、またはアクティビティ制覇にふけるのもよし、いくつかの分岐点を持つメインシナリオを余すことなく楽しむのもよし…と、本作の持つエンタテインメント性は非常に高い。
前作 PC 版の残念移植に呆れ果て、結局後日 X360 版 SR1 + 2 ダブルパックを購入。それはそれで慣れぬパッドでのエイミングに苦労したりもしつつ、シリーズの持つ懐の広いアクションゲームとしての楽しさはいちおう再確認。
そして本作。前回の教訓からまずは X360 版を予約購入していたのだけれど、これまでのシリーズ作とは異なり、純粋なギャングスタアクションというよりも、やや SF 要素が強いことに違和感を覚え、序盤をさっと遊んだ後しばらく放置。
そんなこんなでいい加減長い時間が過ぎた折、今回は PC 移植版についても特に悪評がない様子を伺い、また値段も適当に下がっていたことだし…と、改めて PC パッケージ版を購入。それでもまた少しの時間を置きつつも、なんとなく気が向いたので遊んでみているところ。現在 Campaign モードのシナリオ分岐を検証 + 堪能中。DLC は (THQ 末期のあがきだろうか) ちょっと多すぎるので未プレイ。
確かに画質およびパフォーマンスとも、前作の移植がまさに悪夢だったと思えるほど、今回は良好かつ充分プレイアブルな仕上がりになっている。前作までに感じていた人物やビークルの挙動の不自然さについても大幅な改善がなされており、操作感もまた良好。とくに人物については、徹底したモーション/フェイシャルキャプチャの導入によって、かなり自然なモーションを体感することができる。ドロップキックや DDT 等のレッスルな技をはじめとする徒手格闘術の充実も面白い。
ちなみに同環境で改めて前作を Steam より再ダウンロード > インストールしてみたところ、例のかくつきは相変わらず。やはり PC 版 SR2 は忘れるべき存在のようだ。
すっかりセレブリティとしての地位を得つつも、さらなる悪事を目論む TSS の心理はよく解らないが、とにかく今回の敵となる連中は、上述のとおりスペシャリストだの巨漢ブルートだのが入り混ざってきてなかなかに手強い。レベルアップによる各種スキルの向上等をうまく行なわねば、激戦を生き抜くことは難しい。
ただ、これもまた上述のとおり、主人公側のパワーアップもかなりのレベルにまで達することができるので、それらの恩恵を充分に受けられる中盤以降の進行は比較的スムース。いくつかのミッション完了時には二択の分岐もあったりして、この選択結果もまたそれなりに楽しめるものとなっている。
なかでも拙者のお気に入りは VTOL 機の存在。これまでも飛行機 + ヘリという空中移動手段はあったが、その両機能を兼ね備えた VTOL での移動は新鮮かつ快適。銃に限っては実弾派なれども、これに関してだけは "ハイテク万歳! サイバー万歳!" と叫んでみたりしてゆきたい。
よくできているだけにやや目立つ不満な点も列挙。
あとこれはシリーズの伝統ゆえ仕方がないことだけれども、TSS シンボルカラーの紫、私的には (というか日本人の色彩感覚では多くがそうではないだろうか) いろんな意味で濃すぎるので、たとえば他ギャングの色を除いた数色のうちから選択できるようにする等、多少の融通は利かせてほしかったりも。
今のところ、これらを除いてはシリーズ最高の仕上がりになっていると思う。主人公サイドに限り SF 機器の使用も避けることはできるので、充実した肉弾戦と銃撃戦でストリートギャング気分を存分に味わうもよし、ビークル操縦等による濃密なマップの探索…と、深い遊び応えのある良作。
またいつの日になるかわからないけれど、Co-op (人がいれば) や DLC にも余裕があったら手を出すつもり。
20140615
ゲーム中どれだけ走っただとか何回死んだだとかを記録する Stats 機能。本タイトルにおいては Steam ゲーマータグと関連付けされているらしいとの声もあり New Game でのやり直しを行なってもこの値はリセットされずただ蓄積を続ける。
Reference Link:
"Saints Row the Third" Stats Reset (Google Search)
Statistics (Saints Row Wiki)
軽くローカルで処理できる方法を見つけたのでとりあえず記載。すっきりとしてみたい時には下記を参照。Steam サーバ側とのデータ不整合による問題等が起きるかもしれないため、自己責任にて実行されたし。
ちなみに X360 版においても Stats の各値はゲーマータグと紐付けられており、ひとつの GT を使う限り値のリセットはできない仕様となっている。
Reference Topic: Is there a way to start over with zero stats? (GameFAQs)
Hint: customization_items.xtbl
エディットしたプレイヤーキャラクタデータをオンラインで公開/ダウンロードできるキャラクタギャラリー。Xbox LIVE サービスのゴールドメンバーシップに加えて、Saints Row 公式サイトへのアカウント登録も必要となる。
さらに
"The gamer profile does not have permission to access member content. Please check your family setting."
上記のメッセージが表示され、ギャラリーにアクセスできない場合は使用ゲーマータグのプライバシー設定変更が必要。
Settings > Privacy > Change Settings と本体メニューを辿り、
Custom Privacy & Online Settings 中の Content > Member Content 項の値を "Everyone" に設定すること。
Reference Topic: Can't Link Xbox 360 Account (saintwrow.com)
Processor | 2 GHz Dual Core Prosessor (Intel® Core 2 Duo or AMD Athlon™ X2) Any Quad Core Processor (Intel® Core i5 or AMD Phenom™ II X4) or 3.0+ Dual Core CPU |
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RAM | 2 (4) GB |
Disk Space | 10 GB |
CD/DVD-ROM Drive Speed | DVD-ROM Drive |
Video | 320 MB Video RAM GPU w/ Shader Model 3.0 support. NVIDIA GeForce 8800 Series or Better. ATI Radeon HD3800 Series or Better 1 GB Video RAM GPU w/ Shader Model 4.0 support. NVIDIA GeForce GTX 400 Series or Better. ATI Radeon HD5000 Series or Better |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | 100% DirectX 9.0c Compatible Card |
DirectX | 9.0c / 10 / 11 |
Network | Internet Play Requires Online Steam Account, Broadband Network Connection and Latest Drivers |
Copy Protection / Activation | Steam (PC Retail Version Includes Steam Client Application) |
* Red Values are Recommended.
Saints Row: The Third on GeForce GTX 760 (DirectX 9.0c)
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