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Platform | Win98/Me/2k/XP | ||
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Developer | Running with Scissors | ||
Publisher | Whiptail Interactive | ||
Released | Apr 14 2003 | ||
Tags | First/Third-Person, 3D Action, Modern, Criminal, Soccer | ||
Multiplayer | N/A | ||
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© 1997-2003 RWS, Inc.
1997 年に米国でリリースされ、ゲーム中の過激な表現からその後の日本国内版発売時にも "全米発売禁止" 等のフレーズで当時のコアゲーマーを中心になんとなく話題となった PC 用猟奇アクションゲーム Postal (ポスタル) の続編。
ゲーム画面は、前作が特徴的だった見下ろし型の 2D 画面だったのに対して、本作では完全 3D の FPS 形式に移行。描画には新世代 Unreal Engine が使用されている。
この 3D 世界に描かれるのは現代社会を生きる空間。主人公の青年 Postal Dude (ポスタル・デュード) は、アリゾナのとある町 "Paradise City" (パラダイス・シティ) の片隅で朽ちたキャンピングカーに暮らす。数歩先には隣家もあり、そこに暮らす人がいる。通りに出れば町内の人間が往来し、挨拶を交わす。マップの規模で言うなら、たとえば本作発売の前年に大ヒットした 3D 犯罪アクションゲーム GTA 3 が三つの島からなる都市全景を描いていたのに対し、このゲームにはひとつの町しか登場しないが、住宅や店舗などの各施設にはほとんど出入りが可能で、それぞれの細部も如実に再現されている。実に生活臭という言葉が似合うゲームだ。
月曜日から始まる 1 週間を "牛乳を買いに" だとか "図書館へ本を返しに" といったミッションごとに 1 日ずつクリアしてゆくことがいちおうの目的だ。
ディスコ。楽しそうに踊る人を見ながら
そして肝心の武器…と言うよりも、このゲームに限れば凶器と言った方がいいだろうか。デフォルト攻撃の蹴りから、スタート地点に置いてあるショベル、スタンガンといった近接用のもの、そして拳銃やショットガンなどの銃器に、手榴弾にロケットランチャーなどの火器はもちろん、放火用ガソリンに投擲用ハサミ…という珍しくも恐ろしげな得物まで揃っている。
これら狂気の凶器をどう使うかはプレイヤーの自由。たんなる護身用具として使うのはもちろん、ぶつけた肩に文句を言ってくる悪ガキや、ちっとも進まない行列に並んだ連中めがけて振り下ろすのも、本当に自由。だが町にはパトロールの警官がそこらじゅうにいることも忘れてはならない。警官に目をつけられれば、彼らとの闘いを繰り広げるか、冷たい牢屋へおとなしく入るか…の二択になる。とは言っても "牢屋行きすなわちゲームオーバー" …ではなく、放り込まれる先の監獄まできちんと用意されていて、なおかつ脱獄行為までできてしまうのが、この Postal 2 だ。
主人公以外にも町には荒くれ者がいて、いきなり激しい銃撃戦に巻き込まれることもある。やる気 (何の?) がない時には、野次馬として安全圏から眺めることもまた、この日常を生き延びるための勉強になるかもしれない。さらに、生活に必要な現金や食料なども、利用 + 装備可能なアイテムとして登場する。
歩き/走り/ジャンプからなる移動と、攻撃、アイテムの使用、そして放尿が基本動作。ミッションによっては "署名簿片手にサインをつのる" などの特殊アクションも可能。
しゃがみやジャンプをうまく組み合わせることによって、狭く入り組んだ場所や、足場を使っての高い場所にもわりと自由に移動でき、マップの随所にある "シークレットポイント" 的スポットには、大抵なんらかのアイテムが転がっていたりして、純粋に散策を楽しめるようにもなっている。
Not Written Yet.
まず問題として挙げたいのが "やや気になるローディング時間" のこと。町を再現したマップはゲーム中区域ごとに読み込まれるが、その移動のたびに数 10 秒から数分待たされるのがツラい。特にミッション遂行の際には、何度も区域をまたぐ移動をしなければならないので、スムースなゲーム進行を遮られてしまう感は否めない。
描画面では、画面サイズや色数等はもちろん、エフェクトや町の人間の通行量なども設定で細かく調整できるので、推奨動作環境を満たすクラスのコンピュータならばほぼ最適な速度を得られるだろう。
上記ローディングの件は、発売後まもなくリリースされたパッチ 1337 にて改善され、当方環境では最悪数分待ちだった読み込み時間が、長くとも 1 分程度に短縮された。
またこのパッチには、武器やマップなど多くの追加要素が含まれている。無印 Postal 2 発売以降、それを基幹とした追加ミッションやマルチプレイを含む拡張パックも続々リリースされているが、無印単体で遊びつづけるにあたっては、上記パッチの適用は不可欠だろう。
また国内販売代理店であったマイクロマウスは、2005 年春あたりから公式サイト消失。どうやら社名を変え活動中の模様。扱うタイトル数は減ったが、Postal 関連は異様に充実。旧作のフォローも嬉しい。
2007 年春現在、下記の四種のアドオンと前作を含む "Postal Fudge Pack" が国内外版ともに販売されており、非公式ながら Mac/Linux 環境でもいちおうプレイ可能とされている。国内版はドライブサイトから購入できる。
Processor | Pentium III or Athlon 733 MHz (1.2 GHz) |
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RAM | 128 MB (384 MB) |
Disk Space | 3 GB |
CD/DVD-ROM Drive Speed | 8x |
Video | 32 MB GeForce 2 or Radeon-Class Card 64 MB GeForce 3 or Radeon 8500-Class Card |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | Any Windows Compatible Card |
DirectX | 8.1 |
Network | ---- |
Copy Protection / Activation |
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