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Platform | WinXP/Vista/7 | ||
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Developer | 3D Realms Entertainment, Triptych Games, Gearbox Software, Piranha Games (Multiplayer and Console Ports) | ||
Publisher | 2K Games | ||
Released | Jun 10 2011 | ||
Tags | First-Person, Action, Shooter, Duke Nukem, SteamApp, OnLive | ||
Multiplayer | Internet/LAN | ||
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© 1999-2011 3D Realms.
"Duke Nukem Forever" (以下 … DNF) は、2011 年 06 月に (Worldwide 版) リリースされた FPS。PC/MacOSX/X360/PS3 マルチプラットフォームタイトル。
MS-DOS 用 FPS として開発されてヒットした "Duke Nukem 3D" (Duke3D or DN3D) の後継タイトルである DNF は、1997 年にその制作が初告知されたものの、結局リリースまでには 14 年近くにも及ぶ長い時間を要することとなった。
当初はシリーズ生みの親である米 3D Realms 社による Quake Engine ベースのゲームとして制作され、97-98 年にはそのトレイラー動画もゲームショウ等で公開されていたが、その後の告知等は停滞気味になり、やがて迎えた 2009 年 05 月、同社はその規模を縮小せざるを得ないまでの資金難に陥った。
結果本タイトルは、ページ上部の Developer 欄に列記した複数デベロッパによる多重の開発引き継ぎを経てようやく世に出る形となった。最終的に取り入れられたのは独自仕様の Unreal Engine。
メインとなるゲームモードは Campaign (Singleplayer) および Multiplayer の二種。その他、開発史等の資料を閲覧できる Extras モードも実装されている。
Single Campaign モードは、下記の 24 チャプタによって組まれており、さらに各チャプタはオートセーブ機能による細分化がなされた仕組みとなっている。
初期バージョンで Duke が持てる武器数 (アイテム + 爆発物を除く) は、なんと僅かふたつのみという仕様だったが、その後のアップデートにより武器スロットも四つまでに拡張された。武器の切替はマウスホイールの順逆送り、もしくは割当設定をしたキーで行なえる。
Reference Link: Duke Nukem Forever (Internet Movie Firearms Database)
本作において Duke のヘルス値は "Ego Bar" というメータ上に表示される。ゲーム開始後の同メータ容量は少ないが、Ego の名の付くとおり、各チャプタのボスキャラクタ討伐をはじめ、鏡に映った己の姿に自己陶酔したり、各ミニゲームをコンプリートしたりといった、いかにも Duke らしいアクションを行なうことによって、その最大容量は増大してゆく。
Ego Bar メータ内容は被ダメージにより減少、それが尽きればゲームーバーとなるが、死なない程度にメータ内容が残っていれば、しばらくの間ダメージを回避することによってメータ内容はある程度自動回復できる。
あれは 2000 年代初期だっただろうか。本作のリリースを待ち焦がれるファンに対して、開発元が出したコメントは "When it's done" (完成日是出荷日也) たる、出前蕎麦屋の (いま出ました! 的な) 電話番にも負けないレベルのなんとも言えないものだった。つまり "ちんたらやってますけど、まるきりサボってはいませんゼ" と言うだけのお体裁である。
コンピュータ/ビデオゲームの世界は日進月歩だ。その細部までは見えない未来機器のスペックを見越したソフトウェア開発などはほぼ不可能だろう。よって超長期に渡っての開発が続けられた DNF は、Extras モードでもその様子を参照できるとおり "作っては捨て" を繰り返してうまれた代物だ。ちなみにグラフィックレベルは 2005 年前後のものからほとんど進化していない。
結果出てきたのは "本当に拾数年の歳月が必要だったのか" と思わざるを得ない凡庸なる FPS。ミニゲームや物理演算の活用等、いくらか凝ったギミックが見られるのは良いが、シューティングやシナリオとのバランス取りが中途半端であり、プレイ感としてはとにかくリズムのつかみ辛い、非常にだれたものとなる。コンソールポートも意識して作られたためか、PC 版では銃器に爆発物、薬剤等が混在するインベントリ切替の煩雑さもまた難点。
そしてゲーム中やたら見られる Duke の神格化。これが DN3D 程度の新鮮な自己主張であれば幾分おもしろくもあったが、本作のものは嫌味なほどに度を越えており、いわゆるセルフパロディの粋から抜け出せておらず、拙者においてはとにかく興醒めの連続だった。
ほか、DN3D に見られた "既存の同ジャンルタイトル群になかった新要素" の存在も皆無であるし、あまり賢くない AI 相手のシューティングをはじめとする各種アクションもまた単調。サービスのつもりか知らないが、トップレスで登場する女性等のアダルト要素もまた、純粋に斬新なるアクションシューターを求める者にとっては安い子供騙し要素だとしか受け取れない。
某国内大手ゲーム誌であれば "ファンなら買い" 程度のフォローがなんとかできるだろうが、個人的には "ファンならばこそ敢えて本作には触れずにおくべし" と言いたくもある。
Doom 3 の前例しかり、旧世代の伝説を再度名作としてリバイバルさせる道はとにかく険しい。
20140712
本作を DVD-ROM からインストールした際に当方環境 (WinXP 32-bit) で起きた出来事。Steam ダウンロード版については不明。
本タイトルは動作に際して "Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable Package" (以下 … MSVC++) が必要であり、パッケージ内容はインストールディスクに同梱されている。
ゲームのインストール時には、まずゲームデータが既定の (または直接指定した) フォルダにインストールされ、その直後に MSVC++ 関連ファイルが強制的にインストールされる流れとなる。
が、この MSVC++ パッケージ内容物をテンポラリに展開する際、ゲームインストールフォルダがあるドライブのルート直下にこまごまとそれらファイルを撒き散らす問題がある。
下記がそのリスト
既述のとおり、これはインストール準備段階のテンポラリなファイル展開中に起こることなので、この位置にある上記ファイル群は MSVC++ が無事インストールされたことを確認ののち、消してもよい。
ただし環境によっては状況が異なる場合もあるため、これらファイル群の消去に関してはくれぐれも自己責任にて実行されたい。
Processor | Intel Core 2 Duo @ 2.0 GHz / AMD Athlon 64 X2 6364; 2.0 GHz Intel Core 2 Duo @ 2.4 GHz / AMD Athlon 64 X2 @ 2.6 GHz II X4 |
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RAM | 1 (2) GB |
Disk Space | 10 GB Free |
CD/DVD-ROM Drive Speed | DVD-ROM Drive |
Video | 256 (512) MB VRAM Card nVidia GeForce 7600 / ATI Radeon HD 2600 nVidia GeForce 8800 GTS / ATI Radeon HD 3850 |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | DirectX Compatible Card |
DirectX | |
Network | Broadband Network Connection |
Copy Protection / Activation | PC Manual Codes, Steam (PC Retail Version Includes Steam Client Application) |
* Red Values are Recommended.
Duke Nukem Forever on GeForce GTX 760
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