Duke3D と同じ Build エンジンを使用した、日本が舞台の FPS。

主人公 Lo Wang (ロー・ワン … この名前だけでも、本作の持つ日本観が想像できるだろう) は Shadow Warrior (シャドウ・ウォリアー) と呼ばれるエリート忍者だ。近代日本の大企業はそれぞれ Shadow Warrior を雇い、彼らを暗躍させてはその地位を確固たるものとしている。Lo Wang を雇う Zilla (ジラ) 社もまた、産業界のトップに君臨する企業のひとつ。
ある時 Lo Wang は "怪物を造り出し日本を征服する" という Zilla 社の恐るべき計画を知り、Shadow Warrior の地位を自ら降りるが、この行動に対し Zilla 社は計画試験として Lo Wang 抹殺を掲げ、彼の道場を急襲する。

忍者の主人公ということで、刀に手裏剣、まきびしなどが基本武器として用意されているが、大量かつ強力な Zilla 社の刺客 + 怪物に立ち向かうため、マシンガンやショットガンなどの銃器や、グレネード、ロケットランチャーなどの火器も多く揃っている。
これらの武器や各種アイテムを利用してマップを徘徊しつつ敵を倒し、時には鍵やスイッチなどの仕掛けを解きながら次のステージへ…という流れはほぼ Duke3D と同じだが、やはりこのゲームを特徴づけるのはその舞台設定。

主人公の名前や言動、そしてステージ随所に見られる "いかにも" な勘違い系ジャパニズムが、呆れをはるかに通り越えた、もはや心地よいとも言えるレベルにまで達している。

2013 年 09 月 26 日には、ポーランド Flying Wild 制作、米 Devolver Digital 発売による PC/XOne/PS4 マルチプラットフォーム (Hog Road Engine) のリメイク版がリリースされた。
Reference Link: Shadow Warrior (GameSpot)

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