Home :: Game Info :: PC :: Operation Flashpoint: Cold War Crisis
Platform | Win98/Me/2k | ||
---|---|---|---|
Developer | Bohemia Interactive Studio | ||
Publisher | Codemasters | ||
Released | Jun 22 2001 | ||
Tags | 3D Action, Shooter, Military, Tactical, Modern | ||
Multiplayer | Internet, LAN | ||
|
© 2001 Bohemia Interactive and The Codemasters Software Company Limited.
チェコのソフトハウス Bohemia Interactive Studio 開発タイトル。販売は "Colin McRae Rally" シリーズなどを主力タイトルとする英 Codemasters が手がけ (日本代理店はイマジニア) 、ミリオンセラーとなった。
1980 年代の東西冷戦 (ゴルバチョフ vs レーガン政権) 下のソビエト連邦に位置する架空の島を舞台に、核兵器を携え中央政府に反旗を翻すソ連軍部と、そこへ軍事介入する NATO、そして現地の反乱軍を混じえた戦いが描かれる 3D アクションゲーム。シナリオこそフィクションだが、登場武器や陸海空の兵器は東西いずれも実在のものが用意されている。
メインとなるモードは、NATO 軍の兵士として最前線に参加し、上記物語とともに戦争の行方を追う "Campaign" を筆頭に、あらかじめ用意された、もしくはユーザ作成による単発ミッションに挑む "Single Mission" と、それを作るための "Mission Editor" の三つが用意されていて、シングルミッション上では co-op や対戦プレイも可能。
初めて Operation Flashpoint: Cold War Crisis (以下 OF および CWC) をプレイした時の事は、まだはっきり覚えている。2001 年、CWC 発売時のシングルデモだった。上官に言われるまま広い戦場をジープ、トラックと乗り継ぎ、仲間とフォーメーションを組み敵陣へ。激しい銃撃戦で幾人かの仲間を失いながら敵部隊を掃討したものの、直後に現れた戦闘車両の群れに退却を余儀なくされ…と、言葉で書くと単純になるが、OF におけるチームプレイやリアルな戦場の描写は、それまで体験してきたいずれの FPS にもなかったレベルのもので、とにかく強い衝撃を覚えた。
デモ版で遊べたのはひとつのミッションのみだったが、その展開にしても、戦闘は単にスクリプトで組まれた演出ではなく、プレイの度にどちらの兵士がどれだけ生き残るかわからない…つまり AI の臨機応変な対応とそれに伴なう戦場の多様な変化に満ちたもので、しばらくの間はこのデモ版を遊び倒し、その後はごく自然にイマジニア発売の国内 (日本語マニュアル) 版を購入するに至った。
現在でこそ FPS やコンバットゲームにおけるチームプレイや広大なマップ、そして戦場の乗り物は珍しいものでもなくなってしまったが、ボリュームあるキャンペーンモード他、このゲームにしかない魅力というものもあって、何度 OS を再インストールしても、HDD 内に OF が無いと安心できない自分がいる。
ゲーム中のプレイヤーキャラクタは基本的に歩兵…と言ってもその幅は広く、いち兵卒として上官の命令のままに戦線へ赴くこともあれば、その部隊を率いる側に立つこともでき、また場合によっては孤立無援での行動を強いられる事もあり、乗用車や APC に戦車などの各種車両から、戦闘ヘリやボートといった陸海空の乗り物も登場する。
視点は随時 First-person view (銃撃時のガンサイト視点を含む) または後方見下ろしの Third-person view を使い分けることができる。また、部隊を率いて行動している時に限り、通常の Third-person view より広範囲を見渡せる指揮官視点を選ぶこともできる。
上記指揮官モードをプレイすれば特に実感できるが、このゲームは "バリバリ撃ちまくる戦争アクション" というのとはすこし違う。兵装を背負った状態で軽々とジャンプすることもできなければ、アイテムひとつで*負傷から回復することもない。単身で敵陣に突入するような真似をしても、ほんの数発の弾丸に倒れ、その時やっと上官の "戦場にヒーローはいらない" という台詞を理解する…
*OFCWC における負傷...
負傷というステータス変化はもちろん OF にもある (上半身なら銃撃能力、下半身ならば移動能力が低下する) が、これらを回復するには衛生兵や医療施設による治療が必要で、治療を受けるもしくは施すアニメーション表示中の数秒間は、キャラクタ操作はできなくなってしまう。
つまりひとりの兵士が生き延びる道として "仲間との連携や的確な状況把握がもっとも重要になる" という、当然といえば当然のルールが OF にはある。隊列を組んでの行動や、細分化されたラジオコマンドなど、シミュレーション要素の高さやタクティカルな部分では、他のコンバットゲームに長ずるものがあるだろう。
反面、前述の様にアクション性が犠牲になっている向きもあり、それをストレスだと感じるプレイヤーもいるかもしれない。しかし理不尽な死に方だとか上官 & 仲間の行動だとか、そういう部分も含めての戦争や軍隊というものを考えると、それはそれで "らしい" のではないだろうかとも思う。
ゲームの舞台となるマップとして
上記四つの島が用意されていて、いずれも約 8 km 四方の大きさを持っている。島の周囲はもちろん海で、内陸には草原や山林に民間人の住む集落や、各軍の基地などがある。このマップの中で朝昼晩と時が流れ、天候も晴から雨、霧と変化する。ひとりマップを散策し、山のてっぺん辺りでぼんやり佇むだけでも広大な空気を感じることができる。
しかしその反面、ミクロ的な視野で見るとこのマップの細かい部分 (特に建物まわり) が粗く感じることもある。全体的な面では 3D モデリングに始まり、システムとしてはキャラクタや爆風の壁すり抜け、泳げる人間の不在、河川のないマップ…など、他の部分でリアルを感じれば感じるほどに、これら短所も目立ってしまうが、リアルタイムで大小の視点を描く難しさは、OF 開発初期の時点では避けられなかったのだろう。
NATO 軍の歩兵部隊に新兵として参加した David Armstrong (デヴィッド・アームストロング) の成長劇を中心に、戦車乗員の Robert Hammer (ロバート・ハマー) や特殊部隊の James Gastovski (ジェームス・ガストフスキー) など、多くのキャラクタの視点で戦場を描いたキャンペーンモードと、そのシナリオからは独立した楽しみを味わえ、ミッションエディットによって自由なシミュレート要素をも実現したシングルモード。
正直に言うと OF においての私個人は、マルチプレイもほとんどやらなければ、ベースである CWC 以外の拡張パックも購入せず (追記:結局遅れに遅れて GotY Edition 買いました) …と、あまりいいユーザではないだろう。だが冒頭に書いたように、ひとつあれば軽く数年間はひとりで遊び続けることができるほどのボリュームが OFCWC にはある。またそれをさらに拡大するものとして、ファンによる Mod やアドオン開発が継続的に行なわれていることも嬉しい。
20041004
この OFCWC をベースとした拡張パックとして、後に
がリリースされた。さらに OF システムをベースとした、BIS と米 Coalescent Technologies の共同開発による軍事訓練用シミュレータ
も、2001 年末より米海兵隊などへの限定公開が開始、04 年 07 月には "NewVBS1 (VBS1 Eos)" へとバージョンアップし、VBS 公式サイトなどを通じて民間にも販売されるようになった。
さらに 2004 年末から 05 年にかけて PC 版 OF 2 と、Xbox 版 OFCWC の登場も予定されている。
Processor | Pentium II 400 MHz (PIII 600 MHz) or Equivalent |
---|---|
RAM | 64 MB (128 MB) |
Disk Space | 300 MB (After Installation) |
CD/DVD-ROM Drive Speed | 4x (8x) |
Video | 16 MB (32 MB) DirectX 8.0 Compatible 3D Card (or 8 MB VooDoo2) |
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment | Unknown or Not Supported |
Sound | 16 bit DirectX Compatible Card |
DirectX | 8.0 |
Network | 56k Modem or better Broadband Network Connection |
Copy Protection / Activation |
* Red Values are Recommended.
Operation Flashpoint: Cold War Crisis on Radeon 9800 Pro
No Users' Revview
Copyright © 2001-2024 gamers' hideout All Rights Reserved.